ジョーカー ロバート デニーロ。 【映画 ジョーカー】ロバート・デニーロ演じるマレーの最期が悲惨すぎる

ジョーカーネタバレありのあらすじ!ラスト・結末の精神病院の謎を解説&考察!

ジョーカー ロバート デニーロ

名作映画のオマージュがたっぷり! - C 2019 Warner Bros. Ent. 日本を含め世界同時公開が始まり、熱狂が広がるなか、過去の名作映画へのオマージュも話題になっています。 あらためて、ここではどんな作品とつながりがあるのか紹介していきましょう。 完成版が披露される以前の、予告編が流れ始めた頃からオマージュが明白だった作品が、監督の『』(1976)でした。 『ジョーカー』の主人公アーサー・フレックはピエロのメイクをした大道芸人ですが、「余計なことを口に出す」「関係ないところで笑ってしまう」というトゥレット障害のために社会から「不適合者」とされ、鬱屈(うっくつ)した日々を送っています。 『タクシードライバー』の主人公トラヴィスは、世の中への不満を募らせ、自ら武装して政治家の暗殺をもくろみます。 抑圧された者が「個」の力で反乱を起こす過程が両主人公に共通しているうえに、アーサーがシングルマザーのソフィーに寄せる想いも、どこかトラヴィスと似ています。 何より、アーサーが手で拳銃のようなポーズをとるなど、もろに『タクシードライバー』が意識された描写もありますし、主人公のアップを撮る際のカメラワークにも強烈なオマージュが感じられます。 そのデ・ニーロの役どころを考えれば、同じスコセッシ監督、デ・ニーロ主演の『』(1983)からの影響はより濃厚です。 『ジョーカー』でデ・ニーロが演じているマレー・フランクリンは人気トーク番組の司会者で、アーサーもコメディアンとしてそのショーに憧れを抱いています。 『キング・オブ・コメディ』でのデ・ニーロの役は、テレビのトーク番組の司会者に自分を売り込み、うまくいかずに司会者を誘拐してしまうコメディアン志望のルパート・パプキン。 母親と二人暮らしで、自室でトーク番組の司会者になりきる姿など、その境遇は、アーサーとそっくりです。 『ジョーカー』でのマレーのトーク番組は、明らかに『キング・オブ・コメディ』の番組を意識したセットだったりして、オマージュという域を超え、「モチーフ」と言ってもいいかもしれません。 スコセッシ監督とデ・ニーロの作品でいえば、アーサー/ジョーカー役のにとって、俳優の原点になった作品が『』(1980)というのも運命的です。 こうしたデ・ニーロの作品ほどあからさまではありませんが、1970~80年代の映画からは『』(1976)や『』(1975)のムード、主人公像が意識されていますし、舞台が1981年のゴッサムシティということで、劇中では『』(1981)が映画館で上映されています。 深読みすれば、同作は大統領候補の暗殺やニュースキャスターも登場するので、『タクシードライバー』や『キング・オブ・コメディ』との間接的なリンクが意識されているのです。 白塗りのコメディアンという点はもちろんのこと、『ジョーカー』の予告編で使われた楽曲「スマイル」は、チャップリンの代表作のひとつ『モダン・タイムス』(1936)のエンディング曲。 チャップリン自身が作曲したもので、同作ではインストゥルメンタルで流れます。 その後、つけられた歌詞は「どんなにつらくても微笑めば(スマイル)乗り越えられる」というメッセージで、アーサーのキャラクターをどこかシニカルに代弁しています。 その『モダン・タイムス』は単純作業を強いられる工員の運命を皮肉ったコメディーですが、主人公がデモ隊のリーダーと間違えられて逮捕されるなど、格差社会や、知らずに人々を扇動する危うさなど、『ジョーカー』に与えた影響を見いだすことができます。 ヒース・レジャーが演じたジョーカー - Warner Bros. しかし、ジョーカーの物語なのでこれは「当然」のリンクであり、どこまでオマージュと呼ぶかは人それぞれでしょう。 ブルース・ウェインとつながるシーンは、版の『バットマン』(1989)によく似ていますし、パトカーを使った疾走シーンに『』(2008)での版ジョーカーが蘇るかもしれません。 具体的なつながりでは、『』(2012)に議員役で出ていたが『ジョーカー』でブルース・ウェインの父トーマスとして登場しています。 映画『ジョーカー』より - C 2019 Warner Bros. Ent. クラウン=道化師ということですが、これはミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック」のために書かれた名曲で、舞台版が1973年初演、主演の映画版(日本では劇場未公開)が1977年公開と、やはり70年代が意識されたチョイスです。 歌詞の内容はいくつかの解釈ができる複雑なものですが、「道化師を連れてきてほしい」と、世の中がピエロのようなジョーカーを求めていることが察せられる内容です。 この曲はエンドクレジットでも流れ、ジョーカーがこの後、ゴッサムシティを支配するのでは……と想像力をかき立ててくれるのです。

次の

ロバート・デ・ニーロ

ジョーカー ロバート デニーロ

10月4日に日米同時公開となる『ジョーカー』。 監督・製作・共同脚本を兼任したトッド・フィリップスが、ロバート・デ・ニーロのキャスティング秘話について語った。 先日開催された第76回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門では、最高賞となる金獅子賞に輝いた。 フィリップスは、本作でキーマンとなる名司会者について、「僕らは、トークショーのホストが30年くらい番組をやっているように感じさせたかった。 「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー は、毎晩、母親とふたりで『マレー・フランクリン・ショー』を観ては、この番組に出演する日を夢見ている。 駆け出しのコメディアンなら誰もがそうだが、フランクリンのトークショーに呼んでもらうことは転機どころか、一世一代のチャンスになる。 そ れはアーサーにとっても悲願だった。 このジョー・フランクリンやジョニー・カーソンといった歴代の名司会者たちをミックスしたようなフランクリン役に、デ・ニーロをキャスティングしたかった理由として、フィリップスは「第一にマレーは、デ・ニーロだ。 第二に少し『キング・オブ・コメディ』と繋がりがある。 それにロバートは最高の役者だからね」と、『キング・オブ・コメディ』との繋がりについても言及する。 デ・ニーロをキャスティングすべくフィリップスは、「僕は、彼に脚本を送ったんだ。 彼は脚本を気に入ってくれて、僕は彼のオフィスに出向いて、僕がマレーの見た目や雰囲気について話した。 さらに、僕らは、トーク番組のホストについて話し合った。 もちろん『キング・オブ・コメディ』についても」とオファーを出した当時を振り返る。 奇妙で、難しい役だとマレーについて分析するフィリップスは、「僕は、人生でずっとデ・ニーロを尊敬してきた。 監督として、自分のヒーローに会い、一緒に仕事をするというのは、最高に緊張する」と夢のキャスティングが叶うも、デ・ニーロの演技を前に緊張したとも明かす。 Ent.

次の

ジョーカーネタバレありのあらすじ!ラスト・結末の精神病院の謎を解説&考察!

ジョーカー ロバート デニーロ

名作映画のオマージュがたっぷり! - C 2019 Warner Bros. Ent. 日本を含め世界同時公開が始まり、熱狂が広がるなか、過去の名作映画へのオマージュも話題になっています。 あらためて、ここではどんな作品とつながりがあるのか紹介していきましょう。 完成版が披露される以前の、予告編が流れ始めた頃からオマージュが明白だった作品が、監督の『』(1976)でした。 『ジョーカー』の主人公アーサー・フレックはピエロのメイクをした大道芸人ですが、「余計なことを口に出す」「関係ないところで笑ってしまう」というトゥレット障害のために社会から「不適合者」とされ、鬱屈(うっくつ)した日々を送っています。 『タクシードライバー』の主人公トラヴィスは、世の中への不満を募らせ、自ら武装して政治家の暗殺をもくろみます。 抑圧された者が「個」の力で反乱を起こす過程が両主人公に共通しているうえに、アーサーがシングルマザーのソフィーに寄せる想いも、どこかトラヴィスと似ています。 何より、アーサーが手で拳銃のようなポーズをとるなど、もろに『タクシードライバー』が意識された描写もありますし、主人公のアップを撮る際のカメラワークにも強烈なオマージュが感じられます。 そのデ・ニーロの役どころを考えれば、同じスコセッシ監督、デ・ニーロ主演の『』(1983)からの影響はより濃厚です。 『ジョーカー』でデ・ニーロが演じているマレー・フランクリンは人気トーク番組の司会者で、アーサーもコメディアンとしてそのショーに憧れを抱いています。 『キング・オブ・コメディ』でのデ・ニーロの役は、テレビのトーク番組の司会者に自分を売り込み、うまくいかずに司会者を誘拐してしまうコメディアン志望のルパート・パプキン。 母親と二人暮らしで、自室でトーク番組の司会者になりきる姿など、その境遇は、アーサーとそっくりです。 『ジョーカー』でのマレーのトーク番組は、明らかに『キング・オブ・コメディ』の番組を意識したセットだったりして、オマージュという域を超え、「モチーフ」と言ってもいいかもしれません。 スコセッシ監督とデ・ニーロの作品でいえば、アーサー/ジョーカー役のにとって、俳優の原点になった作品が『』(1980)というのも運命的です。 こうしたデ・ニーロの作品ほどあからさまではありませんが、1970~80年代の映画からは『』(1976)や『』(1975)のムード、主人公像が意識されていますし、舞台が1981年のゴッサムシティということで、劇中では『』(1981)が映画館で上映されています。 深読みすれば、同作は大統領候補の暗殺やニュースキャスターも登場するので、『タクシードライバー』や『キング・オブ・コメディ』との間接的なリンクが意識されているのです。 白塗りのコメディアンという点はもちろんのこと、『ジョーカー』の予告編で使われた楽曲「スマイル」は、チャップリンの代表作のひとつ『モダン・タイムス』(1936)のエンディング曲。 チャップリン自身が作曲したもので、同作ではインストゥルメンタルで流れます。 その後、つけられた歌詞は「どんなにつらくても微笑めば(スマイル)乗り越えられる」というメッセージで、アーサーのキャラクターをどこかシニカルに代弁しています。 その『モダン・タイムス』は単純作業を強いられる工員の運命を皮肉ったコメディーですが、主人公がデモ隊のリーダーと間違えられて逮捕されるなど、格差社会や、知らずに人々を扇動する危うさなど、『ジョーカー』に与えた影響を見いだすことができます。 ヒース・レジャーが演じたジョーカー - Warner Bros. しかし、ジョーカーの物語なのでこれは「当然」のリンクであり、どこまでオマージュと呼ぶかは人それぞれでしょう。 ブルース・ウェインとつながるシーンは、版の『バットマン』(1989)によく似ていますし、パトカーを使った疾走シーンに『』(2008)での版ジョーカーが蘇るかもしれません。 具体的なつながりでは、『』(2012)に議員役で出ていたが『ジョーカー』でブルース・ウェインの父トーマスとして登場しています。 映画『ジョーカー』より - C 2019 Warner Bros. Ent. クラウン=道化師ということですが、これはミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック」のために書かれた名曲で、舞台版が1973年初演、主演の映画版(日本では劇場未公開)が1977年公開と、やはり70年代が意識されたチョイスです。 歌詞の内容はいくつかの解釈ができる複雑なものですが、「道化師を連れてきてほしい」と、世の中がピエロのようなジョーカーを求めていることが察せられる内容です。 この曲はエンドクレジットでも流れ、ジョーカーがこの後、ゴッサムシティを支配するのでは……と想像力をかき立ててくれるのです。

次の