うるし かぶれ。 漆かぶれのこと:指物工房矢澤よりのエール

漆かぶれ。漆にかぶれたら、どうなってしまうのか、心配していたんです

うるし かぶれ

登山やハイキング、キャンプなどで野山に行くときに、気をつけなくてはいけない事のひとつに 「草木かぶれ」があります。 特に「ツタウルシ」や「ヤマウルシ」などの、ウルシ科の植物が持つ ウルシオールという油脂成分が野山での草木かぶれの原因になることが多く、かぶれ症状も重篤化しやすいので注意が必要です。 野山に入るときには長そでや長ズボンは必須ですが、装備が十分でも肌が露出していたところにウルシが接触してしまったり、誤って触れてしまい肌がかぶれてしまう事はあります。 今回は、誤ってツタウルシやヤマウルシなど、 ウルシオールを持つ植物に触れてしまい肌がかぶれてしまった時の 症状の特徴と アメリカ皮膚科学会が推奨する8つの対処法についてご紹介します。 ウルシかぶれの予防方法 登山などでウルシ科の植物がある可能性のある野山に入る際は「長そで長ズボン」は鉄則ですが、体質によっては接近するだけでかぶれてしまう人もおり、かぶれを予防するのはなかなか難しいです。 一番の予防法は、 かぶれる可能性のある植物に近寄らない事です。 かぶれを起こす植物には、樹脂への接触で初めてかぶれを起こすものや、葉にある刺毛によってかぶれを起こす植物などもあり、こちらの「 」を参考に、事前にかぶれを起こす可能性のある植物を知っておくことも重要でしょう。 中には、一度かぶれてしまうと体質的にかぶれやすくなってしまい、時には症状が重篤化しやすくなる植物もあるので第一には「かぶれないように注意する」事が大切です。 今回紹介しているツタウルシやヤマウルシのウルシオールという油脂成分は、 ゴム手袋をしていても浸透してくるほど強力なので、特徴を見分けられるようになり、あやしいと思えば近づかないようにしましょう。 1つ予防策としては、かぶれ防止用のローションやクリームを塗ってから山に入るというのも一つの方法ですが、症状の軽減はできても素肌で触れてしまうとかぶれるのは避けられないでしょう。 この方法は漆職人さんが作業前に肌を守るために行う方法の一つです。 ウルシに接触した部位の皮膚をすぐに ぬるま湯と石鹸で洗う• 接触時に着用していた 衣服を全て洗う• ウルシ油が付着したと思われるものを全て洗う• 発疹をかかない• 水泡を破らない• コロイドオートミールや ベーキングソーダを加えたぬるめの風呂、または低温のシャワーを短時間浴びる• 掻痒には カーマインローション、軽度であれば ヒドロコルチゾンを塗り、冷水で湿布する• 油脂性のウルシオールは水では落ちず、先に肌に水をつけてしまうとウルシオールが伸びで患部が広がってしまう恐れがあります。 そのため、 先に石鹸を泡立てて患部を洗い、最後にぬるま湯で流すようにしましょう。 また、緊急を要するウルシかぶれの症状として、 ウルシかぶれは 通常1-3週間で治るが、 7-10日後も改善がない場合や感染を疑う場合は、専門医を受診する。 呼吸困難、嚥下困難、腫脹、多数の発疹や水泡がある場合は、直ちに救急外来へ行くことを推奨 と書かれています。 コロイドオートミールとは? 朝食で食べられる事の多いグラノーラなどによく入っている「オーツ麦」が原料のオートミールは、お風呂に入れる美容法があるほど保湿効果が高くかゆみを抑える効果が知られています。 コロイドは 膠質 こうしつ とも呼ばれ、ものすごくざっくりいうと「牛乳」のように水溶液に脂肪が沈殿しているような化学的な状態などのことを言います。 カーマインローションと並んで記載されている 「ヒドロコルチゾン」は ステロイド剤なので、使用前に医師の診察を受けて処方された場合に利用する方が良いでしょう。 服用する 飲むタイプの ヒスタミン剤には、花粉症の薬などに代表される市販薬もありますが、他材との併用に注意が必要な物や、腎臓や肝臓に負担をかけるタイプの薬剤などもあるので医師の診断のもと使用するのが良いでしょう。 また、「ウルシかぶれにはムヒを塗ればいい」などと書いているサイトもありますが、アメリカ皮膚科学会の発表では 「悪化させる可能性があるので使用しないように」とあります。 安易に使用しないようにしましょうね。 スポンサーリンク まとめ 今回は、ツタウルシやヤマウルシなどによる「ウルシかぶれ」が起きた時の対処法として、米国皮膚科学会が推奨する8つの対処法をお伝えいたしました。 また、予防策としては漆職人さんが作業前に肌に施す方法をご紹介しましたが、完全に防御できる方法ではないので、一番はやはりウルシには近づかないことが大切ですね。 ウルシかぶれは治療によってかゆみを抑えることはできますが、発疹の治りを早める効果はほとんどありません。 症状がひどい時は必ず病院に行って医師の診断を受けてください。 軽度のウルシかぶれであれば今回ご紹介した対処法で症状の緩和を行うことが出来るでしょう。 ただし、「症状が確実にウルシかぶれだと断定できない場合」や「患部が広範囲にわたる場合」は医師の指示を仰ぐようにしましょう。

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金継ぎ工芸会金継ぎ教室|金継ぎ工芸会特集|金継ぎに関する特集。漆かぶれについての正しい知識。漆に負けない方法

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漆がかぶれる理由とは なぜ漆を触るとかぶれてしまうかというと、の原料となる樹液に ウルシオールという成分が含まれているからです。 ウルシオール自体に毒性はありませんが人体とは合わず、直接接触することで アレルギー反応を起こしてしまい、結果として 痒みと炎症を引き起こしてしまいます。 医学的には「漆性皮膚炎」ともいわれ、大体4日~2週間ほど痒みが続いてしまう他、症状が重くなると全身に症状が広がる厄介なアレルギー症状です。 アレルギー症状は個人差がありますので大丈夫な人もいますが、 漆を扱う際は ゴム手袋を使用するなど、しっかり対策をするようにしてください。 乾くことでかぶれなくなる ウルシオールによるアレルギー症状は、「皮膚から浸透して体内に取り入れることで発症」します。 そのため、浸透しない乾いた漆ならかぶれてしまうことはありません。 漆器や木工細工などでは漆を艶出しに使用していますが、しっかり乾燥している為、漆かぶれに心配はないのです。 ただ、乾いたと思ってもかぶれてしまうこともあります。 漆の内面が完全には乾いておらず、乾いていない漆が揮発することでかぶれてしまうからです。 販売されている漆器などはそのような心配はありませんが、自作する際などではかぶれに注意してください。 漆かぶれの対処法 漆かぶれの対処法について「米国皮膚科学会」は以下の対処法を発表しています。 1:接触した部位の皮膚を直ちにぬるま湯と石鹸で洗う 2:接触時に着用していた衣服を全て洗う 3:ウルシ油が付着したと思われるものを全て洗う 4:発疹をかかない 5:水泡を破らない 6:コロイドオートミールやベーキングソーダを加えたぬるめの風呂、または低温のシャワーを短時間浴びる 7:掻痒にはカーマインローション、軽度であればヒドロコルチゾンを塗り、冷水で湿布する 8:掻痒の軽減には抗ヒスタミン剤を服用する、局所抗ヒスタミン剤は発疹や掻痒を悪化させる可能性があるので使わない 石鹸とぬるま湯で洗う 漆が皮膚に付いたら石鹸でしっかり洗います。 漆は油を含んでいるた、水だけでは落ちないからです。 しっかり石鹸を泡立てて、優しく患部を洗いましょう。 石鹸以外にも、塩水や灰汁などで洗うと良いという話も聞きますが、沁みたり用意が大変だったりしますのであまりお勧めはしません。 また、服やものなどに付着した場合は、付着したものも洗います。 付着した場所を再び触ってかぶれてしまうのを防ぐため、皮膚と同じように 石鹸や洗剤で丸洗いする必要があるのです。 発疹や水泡をかかない 漆かぶれによって発疹や水ぶくれが生じても、絶対に弄らないでください。 弄ることでウルシオールは広がり、症状も広がってしまうからです。 また、掻きむしることで皮膚が荒れてしまいますので、怪我しないためにもかかないでください。 どうしても我慢できないようでしたら、氷で冷やし感覚を鈍らせて対処するといいでしょう。 薬や重曹を使う 漆かぶれに対して。 お勧めされている成分があります。 コロイドオートミールとはオーク麦のこと、ベーキングソーダとは重曹のことで、ぬるま湯に入れて入浴することで、それぞれ皮膚に潤いを持たせて痒みを和らげてくれます。 カーマインローションやヒドロコルチゾンは、肌の炎症や痒みを抑える効能があります。 カーマインローションの方は日焼けなどにも効果があり、普段使いもしやすいです。 ただ、ヒドロコルチゾンの方はステロイド剤ですので、安全のため医者の診断を受けるようにしましょう。 抗ヒスタミン剤の服用と局所抗ヒスタミン剤の使用 抗ヒスタミン剤の服用とは花粉症の薬などです。 花粉症もアレルギー症状の一種ですので、抗ヒスタミン剤を服用することで漆かぶれのアレルギー症状を抑える作用が期待できます。 ですが、かゆみ止めなどの局所に使用する抗ヒスタミン剤は、逆に症状が悪化する可能性があるため、使用してはいけません。 また、どちらの場合でも体質によって体に負担がかかる場合もありますので、使用する際は医者の診断を仰ぐようにしましょう。 漆を使う日本文化 かぶれが大変な漆ではありますが、日本では昔から漆器や木工細工などで漆を使用しています。 ウルシノキやヤマウルシなどのウルシ科の樹液を集め、ろ過や遠心分離などの加工をした後に鉄分を加えることで黒漆となります。 漆を陶器などに塗ることで、艶出しや防腐、防虫加工などを行ってきたのです。 から使用されてきた漆加工は、近年に至るまで、長く日本文化の一部として受け継がれています。 職人は漆かぶれをしない 職人が漆かぶれをしない理由は、漆に対して抗体を持っているからです。 漆かぶれはアレルギー症状ですので、抗体があればアレルギー症状も生じません。 「慣れ」ともいいますが、漆や漆器を作り続けることで抗体を作り、それによって、職人は漆かぶれをしないのです。 ただ、「新人は漆を舐めて重度のかぶれを生じさせ抗体を作る」などの伝統があるほど、簡単に抗体ができるものではありません。 個人差はありますが、漆かぶれに慣れることは止めておいた方が良いでしょう。 まとめ 漆を触るとかぶれていしまう理由は、漆に含まれるウルシオールが原因でした。 直接触ることでアレルギー反応を起こし、それによってかぶれてしまうのです。 漆かぶれは対処法が存在しますが、人によっては対処法では間に合わない場合もあります。 安全のためにも、できるだけ漆や、原料となるウルシ科の植物を 直接触れたりしないようにしてください。

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かぶれる植物の種類まとめ|草木かぶれの原因となる植物8種

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ウルシに接触したペットや衣類などに触れた場合は、斑点状の発疹がないかを調べる ペットの被毛や衣服がウルシに触れた後、オイルはそこにしばらく留まっていることがあります。 困ったことにこのオイルも発疹を引き起こします。 ウルシに触れたペットなどに接触した場合は、その部分に斑点のような赤い発疹がないかを調べましょう。 X Mayo Clinic• ウルシに接触した衣類は、直ちに他のものと分けて洗濯しましょう。 その際、衣類に触れるのは最小限に留めましょう。 ペットがウルシに触れてしまったら、すぐにペットを洗いましょう。 被毛にオイルが残っていると、接触したものに広がります。 ペットが触れたものもすべて洗いましょう。 オイルが付着している可能性があります。 通常ペットはウルシに触れても発疹はできません。 そのため、直接目撃するか、被毛に付着したオイルに触れて発疹がでるまで、ペットがウルシに触ったことには気付かないでしょう。 X 出典文献 ウルシに触れた箇所に水泡と腫れがないかを調べる 通常ウルシかぶれには水泡が伴い、大きさはごく小さなものから15mm程度のものまで様々です。 水泡が潰れて透明の液体が出ることがありますが、それは通常の状態で、それによって発疹が広がることはありません。 また、かぶれによる炎症が起こり、腫れを伴う場合もあります。 X Mayo Clinic• 通常、水泡はウルシに接触してから1~14日以内に発生します。 X 出典文献• 自分で水泡を潰してはいけません!• 多くの場合、ウルシによる発疹は他の発疹に比べて腫れを伴います。 水泡から膿が出ていないかを観察しましょう。 膿が出ていたら細菌に感染している可能性が高いため、速やかに医師の治療を受けましょう。 ウルシに触れたと思ったら、直ちに水で洗う ウルシに触れた部分を数分間流水で洗います。 ただし、その部分を水に浸してはいけません。 普通の手洗い用石鹸を使ってオイルを洗い流します。 ウルシに触れた部分を直ちに洗い、発疹の発生やオイルが広がるのを防ぎましょう。 X Mayo Clinic• 肌に石鹸をつけるには、手ぬぐいを使うのが最良の方法です。 しかし、やむを得ず手を使う場合でも、石鹸の泡がオイルから手を守ってくれるはずです。 オイルは流水で洗い流しましょう。 ウルシに触れた部分を水に浸けると、オイルが水に混ざり合って他の部分にも広がります。 お湯の使用は避けましょう。 毛穴が開いてオイルが肌に吸収されやすくなります。 屋外にいる場合は、すり潰したホウセンカを使う ホウセンカは天然のウルシかぶれ治療薬と呼ばれています。 たくさんの葉をつける背の低い植物で、黄色やオレンジ色の釣鐘のような花を咲かせます。 ホウセンカをすり潰してペースト状にし、発疹に塗布します。 そして、乾燥するまで待って水で洗い流します。 ホウセンカはウルシに含まれるオイルの毒性を中和し、発疹を防いだりウルシかぶれの症状を緩和したりします。 この処置には、ホウセンカで作ったペーストのみを使いましょう。 ホウセンカのエキスや石鹸を使ってもあまり効果はありません。 X PubMed Central• 必要に応じて、ホウセンカのペーストをさらに塗布しても構いません。 ホウセンカが見つからない場合は、インターネットで購入できます。 使用上の注意に従って、抗ヒスタミン剤を毎日服用する ジフェンヒドラミン(ドリエル)、セチリジン(コンタックZ)、ロラタジン(クラリチンEX)、またはフェキソフェナジン(アレグラFX)などを服用してもよいでしょう。 抗ヒスタミン剤が発疹を抑えて症状を緩和します。 たとえ市販薬であっても、服用前に医師に相談しましょう。 X Mayo Clinic• 抗ヒスタミン剤の使用上の注意を読んで服用回数を確認しましょう。 ジフェンヒドラミン(ドリエル)は通常4時間毎の服用に対し、他の抗ヒスタミン剤は1日1回の服用でよいものもあります。 抗ヒスタミン剤のなかには眠気を催すものもあり、アルコールの摂取によってこの作用が増強されます。 製品の説明書を読み、眠気を催す作用があるかを確認しましょう。 そうであれば、車の運転や機械の操作などの危険を伴う作業は避けましょう。 wikihow. wikihow. wikihow. facebook. pinterest. wikihow. wikihow. facebook. pinterest. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow. wikihow.

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