あなたの大きなからだでぎゅっと。 ランキング

チェック④天然の栄養素を使っているか?

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いろんな本で書かれているように、 優しく誘導してみたり、 まずは受け止めてみたり、 こっちもいろいろ考えてやっているのに、 ちっともうまくいかない。 こちらは何より子どものことを考えて動いているはずなのに、子どもには全て否定されてしまう。 …そんな経験がつみ重なっていくと、人間はだんだん、 自分の全てを否定されているような気がしてしまいます。 だってこんなに 人 しかも愛する人 に否定され続ける経験って、今まで味わったことないですもん。 頭で考えればそんなはずないってわかるのに、あれもダメ、これもイヤと否定され続けると、どんどん自分がいけないような気持ちになってしまうのです。 わたし自身もそんな経験があるひとり。 わたしには現在11歳の娘がいます。 娘が3歳のときに離婚をしているのですが、 離婚直前の夫婦関係が最もきつかったときに、 娘のイヤイヤ期とぶつかっていました。 正直に言うと、おそらく娘のイヤイヤ期はたいしたことなかったと思います。 でも当時、夫婦ゲンカで「お前はダメだ」と否定されることが多く、自己肯定感が下がりきっていたわたし。 ほんの少しのことでも娘に「イヤだ」と言われると、娘にまで自分を否定されてしまうのかと絶望して、全てを投げ出したいような気持ちになっていました。 今でもその時の感覚を思いだすと、 胸がぎゅっと苦しくなる。 それくらい 「一生懸命にやっていることを否定される」しかも 「愛する人に否定される」という体験は、 自分に自信を失ってしまうくらい大きなことなのです。 だんだん行き詰まってくると、 「イヤだイヤだって言われても、わたしの方がもうイヤだよ!こっちが泣きたいよ!」 という気持ちになってきますよね。 たとえば靴を履くときに、子どもが「履かせて!」と言うから手伝ったのに、「イヤだ!自分で履く!」と言われる。 これひとつだけなら、 それくらいかわいいもの。 「うん、イヤイヤ期だもんね」と笑っていられるのですが、靴を履いたら今度は玄関先で「行く行かない」の戦いが始まり、やっと出かけたと思ったら今度は、「抱っこするしない」「歩く歩かない」の戦いが始まる。 これが 24時間毎日続くのです。 でも忘れてはいけないのは、 子どものイヤイヤは、決して親を否定している訳ではないということです。 何をやっても全部イヤだと言われて、まるで自分の存在を否定されているように感じるかもしれない。 でも 子どもも、その内側でがんばっているのです。 「自分で靴を履きたい!でもうまく履けない! 履きたい!履けない!ママ手伝って! でも本当は自分で履きたい!うわーん!」 「あのおもちゃが欲しい!ママ買って! 今は我慢しなくちゃいけないこともわかる! でも欲しい!でも欲しい!うわーん!」 と、こういう葛藤を上手に表現できるだけの語彙もまだないので、ここにさらに「うまく言えない!」というもどかしさも加わって、あの強烈なイヤイヤができあがるのです。 だから、 決して親のやることが気に入らなくて否定している訳ではないのですよね。 11歳の娘はもう抱っこできないほど大きく育ちました。 しかし今でも自分から「ぎゅっとして」と言ってきます。 つい先日のことですが、 「たまにはママもぎゅっとしてほしい」 と言ってみました。 すると「いいよ」と言って、娘の方からぎゅっと抱きしめてくれたのですが、その幸せなこと! 大好きな人の腕に包まれるって、何ともいえない安心感で満たされますね。 思わず、「いつもこんなに良い思いをしていたの!ずるい!」と言ってしまいました(笑)。 これは言葉でいくら言っても伝わらない、 からだ全身で体感するコミュニケーションです。 どんなにイヤだと言っても、 いろんなことがうまくいかなくても、 それでもママが(パパが) ぎゅっと抱きしめてくれる。 それはきっと、自我の芽生えで不安定な子どもの心に最高の安心をプレゼントできることでしょう。 終わりの見えないイヤイヤ期だからこそ、ぎゅっと抱きしめて、一生残るからだの記憶をお互いに刻んで、しんどい時期を乗り越えていきましょう。 しんどい時期を乗り越えたときこそ、 親子の絆は最強になるのです。

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ムラサキ

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稲沢市祖父江町のBodyDesignProjectの 戸川です。 陽気になったと思ったら突然の寒気。 からだに応えますね・・・ お風邪をひかないよう気を付けていきましょう。 私の仕事柄、 痛みの解決と動きの解決を求められる事が多く、そうした関連の質問を良く受けます。 」 どうすれば良いの?と質問を頂き、 まず修正として「筋肉が無い事はないです」とお伝えします。 この質問良く受けるので必ず修正します。 正式には、 ある動きの中でうまく筋肉が使えない為、 裏ももと、内ももの筋肉量が少なく感じるという事。 では、本題です。 すごく単純な動きです。 ヒップリフト。 仰向けでお尻を床から浮かす。 これを反復して行うだけです。 すごく単調なんですが、この動き大切なんです。 睡眠中や寝転んで休んでいる時に使う、寝返り時の必要な動きなんです。 そして確認してもらいたいことがあります。 お尻を持ち上げた時、お尻硬くなってますか? もし、お尻が硬くなってない人は、背中・腰で持ち上げているかもしれませんよ? (腰痛の原因にもなりえます。 ) 必ずお尻が硬くなっているか? お尻の筋肉が使えているか? ヒップリフトをしながら自分の手でお尻を触って確認しましょう。 しっかりお尻が使えてくると、裏ももにも刺激がはいります。 内ももは?と思われた方、大丈夫です! ヒップリフトの時に 両方の膝の間にクッションや分厚めのタオルをぎゅっと挟みます。 そのままクッションが落ちないように、力を入れたままヒップリフトを行えば内ももにも、お尻にも刺激が入ります。 (私のお勧めは100均で売っている子供が遊ぶ、柔らかいバレーボールぐらいの大きさのゴムボール。 それなりに反発してくれるので仕事でも良く使います。 ) まとめ(ヒップリフト) ・ヒップリフトは、仰向けで膝を立ててお尻を持ち上げる。 ・行う時はお尻の硬さを毎回確認する。 ・クッションや分厚いタオルなどを膝で挟みヒップリフトをすれは、内ももに刺激入る。 ・寝返りの時に必要な動き。 簡単にまとめてみると、こんな感じです。 お問い合わせはコチラ👇 高校野球時代、腰を痛め医者から「今のままやり続ければ歩けなくなる」と言われるほどの大きな怪我を負いながら、野球に学生時代を捧げる。 その後も度重なる激痛に悩まされ、急性腰痛を20回以上経験。 その後、自分の苦しんだ「痛み」を抱える人の役に立ちたいと想い治療家を目指す。 知識と技術を高めるうちに『腰痛の根本的解決を運動で解決出来るのではないか?』と考え、自身の身体で実践したところ、腰痛を克服。 現在はフルマラソン完走・パワーリフティングが出来るまでに。 その経験をメソッド化し、2017年運動療法と治療を同時に行うBodyDesignProjectを地元稲沢市祖父江町に開業。 なかなか改善しない「痛み」を抱えるクライアントに根本解決、予防医療に特化したサービスを提供している。

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ソマティックワーク入門 第三回 アレクサンダー・テクニーク 石井ゆりこさん(前編)

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---- ムラサキ 「もーいーかい。 」 問い続けるあなた。 「もーいーよ。 」 私はそう言えずに、紫陽花の根元にしゃがみこんでた。 早く見つけて欲しかった。 でも、一言でも発したらここにいる事がばれてしまう。 そう思って、何も言えずにいた。 頭の上にかぶさる紫陽花の大きな花。 見上げると花房には水滴が沢山ついていて、一粒一粒が青く染まってた。 冷たくて甘そう。 つやり、小さく光る無数の水滴に鼻を寄せると鼻頭が濡れた。 「くんっ」て吸ってみる。 鼻を指すのは湿った土の匂い。 葉っぱごしに見上げる。 雨上がりの空、暮れかけの濃い青。 髪の毛も背中も肩も紫陽花の雫で濡れていた。 ブラウスが背中に張り付く。 冷たくて気持ちが悪い。 ほんの少し悲しくなった私は、膝を抱えて出来るだけ小さくなった。 みつからないように、早くみつかるようにと祈りながら。 「さっちゃーん。 まだー?」 泣き出しそうなあなたの声が聞こえた。 「もーいーよ。 」 小さな声で言ってみる。 けれどもずっと向こうの木の下で、木にむかって目隠ししてるあなたには届くわけない。 緑色の半ズボン。 白いトレーナーの背中に向かってもう一度「もういいよ。 」と言ってみる。 不安げな後姿は相変わらずだった。 そんなあなたを見つめていると、何故だか胸がどきどきした。 泣き出す寸前の酸っぱさが咽の奥からこみ上げて来て、からだ中が勝手に、歓声を上げたようにざわめく。 悲しいような気分。 それでいてこの上なく嬉しいような気分。 心も、からだも、自分のものじゃなくなったみたい。 膝をぎゅっと抱えて思う。 ただあなたに、見つけて欲しかった。 「さっちゃーん」 あなたは我慢できなくなって、ついに振り返った。 心が広がった。 さぁ、早く見つけて。 わたしはここにいる。 あなたに見つけられるのを待ってる。 あなたはきょろきょろ辺りを見回して、ゆっくりと歩き出した。 私の名前を呼びながら、ベンチの下、遊具の影を探す。 自然と頬が緩んだ。 「さっちゃーん、いないのー。 」 もう、殆ど泣き声になってる。 あなたの声は広がりもせず消えた。 私はそんなあなたをただ見ていた。 傷ついたあなたの声に答える事も無く。 意地悪く広がっていく喜びに浸りながら。 あなたは肩を落とし歩き出した。 公園の出口に向かって。 やばい。 瞬時に感じて、気づいたら駆け出していた。 ぬかるむ地面を蹴って蹴って、足を取られた。 転ぶ寸前で地面を蹴った。 大きく揺れるあなたの背中が近づく。 ごめんね。 ごめん。 そう思いながら。 右手を思いっきり伸ばした。 華奢な肩を掴んだ。 肩がおおきくびくりと震える。 振り向いた顔は、やっぱり泣いてた。 「ははっ、何泣いてるの?ばかじゃん。 」 出てきたことば。 俊治に顔に張り付いたのはきっと意地の悪い笑みだろう。 あなたの前のいつもの私。 ごめん、ごめん。 そう言おうとした時、振り返ったあなたは思い切り私を突き飛ばした。 「あっ。 」 からだのバランスが大きく崩れる。 大きく傾いだ空はもう、大分オレンジ色に染められている。 倒れるまでの時間はゆったりとしていた。 このまま倒れたら手を擦りむくかもしれない。 でもなんだかどうだってよくて、青と茜が混じる輝く赤、光る空に息を飲んだ。 私は尻から転んだ。 背中と肩をしたたかに打った。 一瞬息が止まって、今何が起きているのかよく分かんなくなった。 視界に入るのは私を見下ろすあなたの泣き顔。 ひどく生々しい。 「あぁ。 この人はここに、こうして、生きてるんだ。 」からだを貫く衝撃と、あなたの泣き顔を見て、わたしは初めてそう感じた。 「・・・・・・」 「・・・・・・」 あなたはしばらく茫然とあたしを見つめた後、何も言わずに背中を向けた。 そして、大またで歩いてく。 再び、公園の出口に向かって。 あなたは隣のスーパーの影に吸い込まれていった。 しばらく、消えた一点を見つめてから、私は大の字に寝転んだ。 肩、背中、手、腰。 あちこちが痛かった。 髪の毛もブラウスもスカートも泥だらけだ。 お気に入りだったのに。 ふあふあで女の子っぽくて。 あーあ。 お母さんに怒られてしまう。 あたしは目を閉じた。 ふーっ、ふーっ。 ふーっ。 自分の鼻息だけがやけに大きく聞こえる。 ふーっ、ふーっ、ふーっ。 目をあけると息も止まるくらい大きな天井が広がっていた。 もうまぶしくないあおぞら。 ・・・見つけてくれなかったくせに。 私のこと見つけられなかったくせに。 見つけて欲しかったのに・・・。 横を向くと、紫陽花がこっちを見てた。 大きな鞠のような、優しい紫色。 突然ふって湧いたように涙があふれた。 悲しくて悲しくて、声を上げて泣いた。 もっと大きな声で泣けば、あなたが戻ってくるかもしれない。 そう思ってもっと泣いた。 けど、あなたは戻ってこなかった。 オレンジ色の光、影が果てしなく伸びてしまってから、私は立ち上がった。 熱くなった手を見る。 泥だらけの手の平には血が滲んでた。 じんじんする。 痛い手で涙を拭いた。 帰ろう、お家に帰ろう。 そう思うのに、私は初めの一歩を踏み出せずにいた。 同じ痛みをあなたに与えたい。 そればかり考えていた。 この悲しみを、胸の酸っぱさを。 あなたの事ばっかり考えてしまう苦しみを。 あなたにも味あわせたいと。 私はゆっくりと右足を踏み出した。 二歩、三歩。 歩き出した私は、もう一度紫陽花を見た。 紫陽花はさっきと同じようにそこにいた。 どうしてだろう。 悲しくて悔しくて苦しいのに、今はどうしようもなく、ごめんなさいって言いたい。 優しいムラサキは叱りもせず、誉めもせず、半分夜に溶けかけながら微笑んでいた。

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