サンタナ スムース。 サンタナ (バンド)

サンタナを救った一曲、低迷期に大ヒットが誕生した感動秘話

サンタナ スムース

日本語の「スムーズ」でも「スムース」でもない発音です。 どちらかといえば、「スムーズ」と濁る発音に似ています。 「smooth」という単語が外来語として広がるとき、「smooth」を直に耳で聞いた人が「スムース」と聞き取ったか、「スムーズ」と聞き取ったかで同じ言葉が2つに分かれました。 つまり語尾が濁らない、語尾が濁っていると聞いた人によって、「smooth」のカタカナ表記が違ってしまいました。 ですが、どちらが正しくてどちらが間違っていると判断することは非常に難解な話です。 スムースかスムーズの辞書による優先順位 言葉は誰にとっても大切です。 自分の感じたことや意思を他人に伝えるには、言葉という媒介を通して伝える部分がほとんどです。 ですから、自分の言葉を大切にしている人も多くいて、自分と違う言葉を話す人には違和感を覚える人も多くいるでしょう。 その中で、表記のゆれある外来語の「スムース」か「スムーズ」の言葉が出てきた場合、自分の考え方と相反している違和感のある方の言葉だったとすると、その違和感による不満を相手にぶつけて議論に発展することもあるでしょう。 しかし、スムースかスムーズかという問題で議論が起こったとしても、同じ「smooth」という意味で使った言葉だとわかっている場合、オーバーヒートすることなく相手の言い分を聞き、自分の言い分を話し合って、終いには認め合うことが大切です。 言葉は相手に思いを伝える手段なのですから、その言葉の表記や読みの違いで仲違いすることのないように気をつけましょう。

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サンタナの動画

サンタナ スムース

経歴 [ ] 、で結成されたサンタナ・ブルース・バンドが前身である。 その後サンタナと改名し、にと契約してデビュー。 それと同時期にに出演し、大きな話題となった。 当時のメンバーにはグレッグ・ローリー がいた。 ラテン・ロック のアルバムであるファーストからは「ジンゴー」が話題になった。 セカンド・アルバム『』()が誌ので1位を獲得。 「ブラック・マジック・ウーマン」 はロック・クラシックスとなった。 他に「オイェ・コモバ」 、「イヴィル・ウェイズ」 もよく知られた人気曲である。 のアルバム『』ではが加入してツイン・ギター編成となるが、色を強めたアルバム『』()発表後、大幅なメンバー・チェンジが起こる。 新たにらが加入した。 またカルロス・サンタナはソロとして、バディ・マイルズ やジョン・マクラフリンらと共演アルバムを発表している。 7月のでの模様は、デザインのジャケットでも有名なライヴ盤『』()に収録された。 76年の「哀愁のヨーロッパ」 は日本でヒットした。 翌77年の「シーズ・ノット・ゼア」 はアメリカ、日本両国でヒットしている。 アルバム『』()は、全米9位のヒット作となる。 グレッグ・ウォーカーが歌う「ホールド・オン」もアメリカで小ヒットした。 その後の作品はチャート上では低迷するが、バンドは活動を継続。 『フリーダム』()では、過去にサンタナと共演したドラマー、(ジミ・ヘンドリクスとも共演)がボーカルを担当した。 サンタナはには入りを果たした。 に発表したアルバム『』は、バンドにとって28年ぶりの全米1位獲得を果たし、アメリカだけで1500万枚、全世界で3000万枚以上を売り上げるという大復活となる。 同作は、史上最多の9部門を受賞し、収録曲「 Smooth 」は、のHOT 100で12週連続1位を獲得、バンドにとって初の全米1位シングルとなった。 には、アルバム『』も全米1位を獲得した。 その後、ミシェル・ブランチをゲストに迎えた「ゲーム・オブ・ラブ」もヒットしている。 のアルバム『』は、『サンタナIII』に参加したメンバーのうち5人が再結集して制作された。 メンバー [ ] デビュー時 [ ]• - 、• グレッグ・ローリー - 、リード・ボーカル• デイヴ・ブラウン -• マイケル・シュリーヴ -• ホセ・チェピート・アリアス -• マイケル・カラベロ - パーカッション 過去のバンド・メンバー [ ] ボーカリスト キーボーディスト ギタリスト• : 1973年• : 1973年-1975年• エヴァン・スルー Evan Thur : 1974年-1975年• グレッグ・ウォーカー Greg Walker : 1975年-1976年、1976年-1979年、1983年-1985年• ルーサー・ラブ Luther Rabb : 1976年• ジョエル・バディ Joel Badie : 1976年• : 1979年-1983年、1984年-1985年、1987年、1989年-1991年、1992年-1994年• : 1986年、1987年• トニー・リンゼイ Tony Lindsay : 1991年、1995年-現在• ヴォリース・クーパー Vorriece Cooper : 1993年• : 1995年• イフラブ・マスフライレング Ifrab Musflyleng : 1995年• ヴィクター・ラジック Victor Lasic : 2010年-現在• オムニバス・ゲスト・シンガー: 1999年-現在• : 1966年-1972年• : 1972年-1978年、1983年、1986年• リチャード・カーモード Richard Kermode : 1972年-1973年• : 1973年-1979年• クリス・ライン Chris Rhyne : 1978年-1979年• : 1979年-1980年• : 1980年-1982年• チェスター・トンプソン Chester Thompson : 1983年-2009年• : 1984年• スターリング・クルー Sterling Crew : 1986年• ローレンス・ロジャース Lawrence Rogers : 1994年-1998年• フレディ・ラベル Freddie Ravel : 現在• トム・フラジール Tom Frazier : 1967年-1970年• : 1971年-1972年• : 1973年• ダグ・ロドリゲス Doug Rodrigues : 1972年-1973年• クリス・ソルベルグ Chris Solberg : 1978年-1980年• : 1979年-1983年、1984年-1985年、1987年、1989年-1991年、1992年-1994年• : 1993年-1996年• アレック・エヴァンス Alec Evans : 1997年-1999年• トミー・アンソニー Tommy Anthony : 2005年-現在 ベーシスト ドラマー パーカッショニスト• ガス・ロドリゲス Gus Rodriguez : 1970年-1971年• : 1967年-1971年、1974年-1976年• トム・ラトレー Tom Rutley : 1971年-1972年• : 1972年-1973年• バイロン・ミラー Byron Miller : 1976年• パブロ・テレス Pablo Telez : 1976年-1977年• デヴィッド・マーゲン David Margen : 1977年-1982年• : 1983年-1984年、1989年• : 1985年-1989年、1992年• ベニー・リートヴェルド Benny Rietveld : 1990年-1992年、1997年-• マイロン・ダヴ Myron Dove : 1992年-1996年• クリス・ディノイア Chris DiNoia : 1997年-1999年• クリス・シェヴェーグラー Chris Schwegler : 2006年-現在• ロブ・ハーパー Rod Harper : 1966年-1967年• : 1967年-1969年• : 1969年-1974年、1988年• : 1972年• : 1974年-1976年、1988年• : 1976年、1991年• : 1976年-1984年• Chester C. Thompson : 1984年• オスカー・コゼンズ Oscar Cozens : 1985年-1987年• ウォルフレード・レイズ Walfredo Reyes : 1989年-1991年、1992年-1993年• ビリー・ジョンソン Billy Johnson : 1991年、1994年、2000年-2001年• ロドニー・ホルムズ Rodney Holmes : 1993年-1994年、1997年-2000年• トミー・ブラッドフォード Tommie Bradford : 1994年• : 1997年• Ricky Wellman : 1997年• : 2004年-現在• Congas : 1966年-1967年、1969年-1971年• マーカス・マローン Marcus Malone Congas : 1967年-1969年• Timbales : 1969年-1977年、1988年-1989年• リコ・レイエス Rico Reyes Timbales : 1971年, 1972年• ヴィクター・パントーヤ Victor Pantoja Timbales : 1971年• Timbales : 1971年-1972年• Timbales : 1971年、1977年-1979年• ジェイムズ・ミンゴ・ルイス James "Mingo" Lewis Congas : 1972年-1972年• Congas, Bongos : 1972年-1975年、1977年-1990年• ラウル・リコウ Raul Rekow Congas, Percussion : 1976年-現在• Congas : 1969年-1971年• Timbales : 1980年-1987年• カール・ベラッツォ Karl Perazzo Timbales : 1991年-現在 その他の楽器• ジュールス・ブルサード Jules Broussard - サクソフォーン: 1974年-1975年• - トランペット: 1976年• アレックス・ジャックマン Alex Jackaman - トランペット: 1993年• オラン・コルトレーン Oran Coltrane - サクソフォーン: 1992年• ラッセル・タブス Russell Tubbs - フルート: 1978年 日本公演 [ ]• 7月25日 大阪、26日 東京• 6月27日 、28日 、30日,7月1日 、2日,3日,4日 、5日 、6日,7日 、10日,11日• 11月23日 金沢市民会館、25日 、26日 、29日,30日 北海道厚生年金会館、12月3日 、5日 名古屋市公会堂、6日 、7日,12日 大阪厚生年金会館、8日 、9日,10日 日本武道館、11日 、13日 広島県立体育館、14日 福岡九電記念体育館• 2月20日,21日 日本武道館、22日 、25日,3月1日 大阪厚生年金会館、27日 京都会館、28日,29日 、2日 、3日 新日鐵大谷体育館、5日 、6日 福岡九電記念体育館、8日 広島県立体育館、9日 名古屋市公会堂、10日 横浜文化体育館、11日,12日 渋谷公会堂、13日 新潟県立体育館、15日 登別室蘭健保体育館、16日,17日 北海道厚生年金会館• 10月16日 福岡九電記念体育館、18日 広島郵便貯金会館、19日 大阪厚生年金会館、20日 名古屋市公会堂、22日,23日 日本武道館、24日,25日 フェスティバルホール• 8月2日 、3日 京都会館、4日 名古屋市公会堂、6日 フェスティバルホール、7日• 7月3日 横浜文化体育館、4日 、6日,7日 フェスティバルホール、9日 名古屋市公会堂、10日 、11日 、13日 、14日 、15日 、16日 日本武道館• 6月1日• 5月15日,18日 フェスティバルホール、17日 、19日 名古屋市公会堂、21日 日本武道館、22日• 4月20日 神奈川県民ホール、21日 、22日 日本武道館、24日 、25日 フェスティバルホール、26日• 4月22日,23日 、24日 神奈川県民ホール、26日 、27日 フェスティバルホール、28日 日本武道館• 11月6日 フェスティバルホール、7日 、8日 、10日,11日 日本武道館• UDO Music Festival 7月22日 、23日 泉大津フェニックス• 3月12日 日本武道館、13日 東京国際フォーラム• 4月22日 、24日 、25日 、27日 アメリカ公演 [ ]• 9月 カリフォルニア州グレン・ヘレン・リージョナル公園 ディスコグラフィ [ ] スタジオ・アルバム [ ]• 『』 - Santana 1969年• 『』 - Abraxas 1970年• 『』 - Santana III 1971年• 『』 - Caravanserai 1972年• 『』 - Welcome 1973年• 『』 - Borboletta 1974年• 『』 - Amigos 1976年• 『』 - Festival 1976年• 『』 - Moonflower 1977年• 『』 - Inner Secrets 1978年• 『』 - Marathon 1979年• 『』 - Zebop! 1981年• 『』 - Shango 1982年• 『』 - Beyond Appearances 1985年• 『』 - Freedom 1987年• 『』 - Spirits Dancing In The Flesh 1990年• 『』 - Milagro 1992年• 『』 - Supernatural 1999年• 『』 - Shaman 2002年• 『』 - All That I Am 2005年• 『』 - Guitar Heaven: The Greatest Guitar Classics of All Time 2010年• 『』 - Shape Shifter 2012年• 『』 - Santana IV 2016年• 『』 - Africa Speaks 2019年 ライブ・アルバム [ ]• 『』 - Lotus 1974年• 『』 - Sacred Fire - Live in South America 1993年• 『ライヴ・アット・フィルモア'68』 - Live At The Fillmor '68 1997年• 『オリジナル・グレイテスト・ヒッツ』 - Greatest Hits 1974年• 『ビバ・サンタナ』 - Viva Santana! 『ダンス・オブ・ザ・レインボー・サーペント』 - Dance of the Rainbow Serpent 1995年• 『ザ・ベスト・オブ・サンタナ VOL. 2』 - The Best Of Santana VOL. 2 2000年• 『エッセンシャル』 - The Essential 2002年 - SME Essential Series• 『サンタナ紀元』 - The Birth Of Santana 2002年• 『ヴェリー・ベスト・オブ・サンタナ』 - Ultimate Santana(2007年) カルロス・サンタナ ソロ・プロジェクト [ ]• 『カルロス・サンタナ&バディ・マイルス!ライヴ!』 - Live! 『ワンネス』 - Oneness,Silver Dreams - Golden Reality 1979年• 『スイング・オブ・デライト』 - Swing Of Delight 1980年• 『ハバナ・ムーン』 - Havana Moon 1983年• 『サルバドールにブルースを』 - Blues For Salvador 1987年• 『サンタナ・ブラザース』 - Santana Brothers 1994年• 『ディヴァイン・ライト:カルロス・サンタナRemix/ビル・ラズウェル』 - Divine Light - Bill Laswell Remixed 2001年 関連項目 [ ]• 脚注 [ ].

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サンタナの名盤スーパーナチュラルをレビュー!

サンタナ スムース

なおカルロス・サンタナ氏の率いるバンドが「サンタナ」という名前です(ややこしいですね)。 ファッションにもこだわりがあり、近年では必ず帽子をかぶっていますが、• Carlos Santana:男性用帽子のブランド• CARLOS by Carlos Santana:男性用、女性用靴のブランド というように、自らの名を冠したファッションブランドも展開しています。 今回は、カルロス・サンタナ氏に注目していきましょう。 Santana ft. Chad Kroeger — Into The Night Official Video ニッケルバック所属、チャド・クルーガー氏とのコラボレーション。 ロックなサウンドにラテンのフィーリング、そしてエロいリードギター。 これこそがサンタナです。 なお、帽子ブランド「カルロス・サンタナ」では、動画のサンタナ氏ご自身が被っているようなダンディな帽子が多数ラインナップされています。 まず形からサンタナっぽくなりたい人は、要チェック! Biography 最初から凄かった 1947年7月20日 生 メキシコ ハリスコ州アウトラン・デ・ナヴァロ メキシコの小さな町、オートランの生まれ。 13歳でサンフランシスコに移住し、69年にはレコード・デビュー前にもかかわらず、あの歴史的な「ウッドストック・フェスティバル」に出演するほどの人気を獲得していました。 同フェスティバルでの熱演で世界にその名をとどろかせた後、ともにミリオン・セラーとなったデビュー・アルバム『サンタナ(1969)』、セカンド・アルバム『天の守護神(Abraxas。 1970)』を発表。 当時17歳の若き天才ギタリスト、ニール・ショーン氏(のちに「ジャーニー」を結成)がバンドに加入し、「サンタナIII(1971)」からしばらくは超絶ツインリードのラテンロックというサウンドを展開します。 精神性の変化と活動の多様化 精力的に活動する合間、氏の紹介で1973年、ニューヨーク在住の導師シュリ・チンモイ氏に弟子入りします。 チンモイ氏から「神のランプ、光、目」を意味するDevadip(デヴァディプ)という名前が与えられ、サンタナ氏はヨーガを通してインドの精神世界を学び始めます。 1970年代のサンタナ氏はジャズ/フュージョンの分野で活動していましたが、いっぽうでファンク/ラテン色を強めた「アミーゴ 1976「哀愁のヨーロッパ」収蔵)」を発表、ジョン・マクラフリン氏やハービー・ハンコック氏等、名だたる名手と共演するなど幅広く活動しました。 1980年代にはジャズ/フュージョン路線と並行してロック/ブルース方向のサウンドを模索、ジョン・リー・フッカー氏やウェザーリポート、グレイトフル・デッドらと共演します。 その後、妻デボラに捧げたアルバム「Blues for Salvador(1987)」で初のグラミー賞を受賞します。 コラボレーションによる新たな可能性 90年代は不振が続いてレコーディング契約すらなくなったサンタナ氏でしたが、ローリン・ヒル女史のアルバム「The Miseducation of Lauryn Hill(1998)」収録の「To Zion」に参加したことで可能性が開けます。 妊娠を機に制作したアルバムで、出産への苦悩と決意を歌うという重要な楽曲に、サンタナ氏のギターは優しく美しい花を咲かせます。 このアルバムの成功をヒントに、若手アーティストとのコラボレーションを中心としたアルバム「Supernatural 1999 」が制作されました。 この作品は「アルバム・オブザイヤー」を含む8つのグラミー賞、3つのラテングラミー賞を受賞する大成功となりました。 のちにサンタナ氏は、2014年に発表した回想録「The Universal Tone:Bringing My Story to Light(洋書)」について「私はラテン系でもスペイン系でない、光の子です」と語った上で、「ダライ・ラマや教皇、マザー・テレサ、イエス・キリストでなくても、祝福と奇跡を生み出すことはできる」と語っています。 カルロス・サンタナのプレイスタイル サンタナ氏は、「情熱的」とも「官能的」とも、また俗に「エロい」ともいわれるリード・プレイを最大の持ち味にしています。 一聴してサンタナだとわかる、太く甘い音色• フィードバック奏法を駆使した、長く伸びるロングトーン• ピッキングのニュアンスや音の切り方などの表情付け 一見カンタンそうなフレーズでもニュアンスの再現は至難の技で、70歳を越えた今なお豪快な速いフレーズもラクラク弾きこなします。 こうした持ち味が、強豪ひしめく音楽界においてサンタナ氏を唯一の存在にしています。 また、プレイ中の恍惚とした表情も大きなポイントです。 あまりビブラートに頼らないこともあって、一部で「音の気持ちよさのあまり、ビブラートをかけることすら忘れてしまっている」とささやかれることすらありました。 もちろん必要な場面ではしっかりビブラートをかけますから、むしろビブラートを使うかどうかの選択も表現のバリエーションにしているわけです。 Boz Scaggs — You Can Have Me Anytime AORの巨人、ボズ・スキャッグズ氏の最高傑作と言われるアルバム「Middle Man(1979)」の美しきバラード。 バックバンドは後にTOTOとして一世を風靡、また多くの楽曲に天才デヴィッド・フォスター氏がピアノで参加しています。 サンタナ氏は終盤のギターソロで、歌詞の行間まで表現しきるかのような情熱的なプレイを披露しています。 さすがにPVの出演はかなわなかったようで、動画はスティーヴ・ルカサー氏による渾身の当て振りです。 カルロス・サンタナの使用機材 サンタナ氏のサウンドは、1にPRS、2にメサ・ブギー、3に追加の高級アンプで作られますが、大きなベース用のピックを愛用していたことも注目に値します。 そのため「トルティーヤチップスのようなピックを使っている」と揶揄されたこともあったようです。 現在ではV-Picks社製の「Freakishly Large Round」を愛用とのことですが、やはりでかいピックがあの音には必要なようです。 では、サンタナ氏の使用機材をチェックしてみましょう。 エレキギター デビュー当時はレスポールやSGなど、もっぱらギブソン派だったサンタナ氏ですが、1976年から1982年にかけてはYAMAHAのSGをメインに使用しました。 その間にポール・リード・スミス氏と出会い、1982年から現在に至るまでPRSをメインに据えています。 サンタナ氏とPRSとのつながりは深く、例えばPRSの「SE」シリーズがサンタナ氏の発案でスタートするなど、お互いに良い関係を築いています(初期のSEモデルは「サンタナSE」の名で流通していました)。 Paul Reed Smith Santana Signature 「サンタナ・シグネイチャー」はPRSラインナップのなかで唯一、他とは違う左右対称的なボディシェイプになっています。 これはPRSがのコピーからスタートして、現在のボディシェイプに落ち着く前の、過渡期のシェイプです。 サンタナ氏のシグネイチャーモデルだけがこのボディシェイプを採っているのは、PRSにとってサンタナ氏がそれだけ特別な存在であること、またサンタナ氏とのコラボレーションがPRS黎明期から続いていることを象徴しています。 なお、全く使わないのにアームが刺さっている件は、ギター界の謎の一つです。 トラスロッドカバーに梵字(ぼんじ)のようなものが記されているのもポイントです。 これは、大日如来が悟りの境地に至った時にとなえた言葉に由来する「ボロン」という梵字をモチーフにしています。 演奏中のサンタナ氏は、この梵字を通して大日如来から力を得ているわけです。 PRS Santana Signatureを… R Santana — The Game Of Love ft. Michelle Branch Official Video 1947年生まれと1983年生まれによるセッション。 この二人の「36歳」という年齢差はすごいのですが、ここは偉大すぎるギタリストと互角に演奏したミッシェル・ブランチ女史を賞賛すべきでしょう。 その甲斐もあって、2002年グラミー賞「ボーカルとのベストポップコラボレーション」を受賞しました。 アンプ/エフェクター アンプ/エフェクターについてはかなり個性的です。 足元はスッキリしていて、• 1 バッファー(ピート・コーニッシュ「LD-1」)• 2 (銘柄はいろいろ)• 3 3WAYアンプスプリッター という構成です。 ピート・コーニッシュ「LD-1」はギターから送られてくる電気信号をイイ具合に整える「バッファー」の草分け的存在で、音が太くなる効果もあります。 ワウペダルについてはその時その時でいろんなメーカーのものを使っているようです。 もっとも特徴的なのは「アンプスプリッター(分配機)」です。 ギターの信号を3つに分け、用途に応じて5台のアンプを使い分けているのです。 最大で同時に3台のアンプを鳴らす、このシステムが現在のサンタナ・サウンドの要になっています(システムにはディレイも組み込まれていますが、これは舞台の袖でスタッフが操作します)。 メサ・ブギー「キング・スネーク」 サンタナ氏が1972年以来愛用しているメサ・ブギーは、キャビネットがヘビの革で覆われていることから「キング・スネーク」と呼ばれています。 そもそも「ブギー」の名前は、その昔サンタナ氏がとある試作アンプを鳴らした感想に「Boogiest!」という言葉が含まれていたことに由来します。 「マークI」と言われることもあるアンプですが、このキング・スネークは「マークI」の呼び名ができる前の個体で、本体にモデル名の表示はありません。 いっぽう「ブルードトーン」はコロラド州の個人ビルダーが受注生産するアンプで、顧客の好みに応じてカスタマイズされます。 いずれも普通のギタリストなら1台手に入れるのでさえ大変な高級アンプですが、それを4台も並べ、しかも贅沢なことに使ったり使わなかったりするというのですから、機材面でサンタナ氏のトーンに追い付くのは並大抵のことではありません。 Discography Santana 1969年リリース 哀愁のギタリスト、カルロス・サンタナ率いるサンタナの記念すべきデビュー・アルバム。 ワイルドなラテン・パーカッションを全面に取り入れたサウンドは、当時一大センセーションを巻き起こし、サンタナの名前はアッという間にシーンに知れ渡った。 アルバムの最高位は2位を記録。 70年度のアルバム年間チャートでも6位、200万枚を超えるベストセラーとなった作品。 天の守護神 1970年リリース 第二作目となる本作は、「ブラック・マジック・ウーマン」、「僕のリズムを聞いとくれ」、「君に捧げるサンバ」と言ったヒット曲に加えて、叙事詩の様な「ネシャブールの出来事」などカラフルな魅力満載の大名盤である。 マイルス・デイビスの「ビッチェズ・ブリュー」と同じイラストレータによるジャケットが印象的なアルバムです。 プロデューサーもマイルスと同じテオ・マセロです。 のちにロックバンド「ジャーニー」で1980年代を席巻したニール・ショーン氏が、若干17歳にしてこのアルバムでデビューしました。 三十路の時点で充分に円熟しているサンタナ氏と、元気いっぱいの天才少年とのツインギターを楽しめます。 本作でチャート1位を獲得して以来、1999年の「Supernatural」まで28年間というものチャート1位はありませんでしたが、この記録は「チャート1位の最長ギャップ」として2005年のギネスブックに記載されました。 Supernatural 名盤 1999年リリース 低迷していたサンタナ。 長い長いトンネルを抜け出すことに成功したのには理由があります。 外部の優れたミュージシャンとのコラボレートを実践、特にロブトーマスの参加は大きく、影で復活を仕切ったのはクライブデイビス(A&M)。 予算をかなりかけまくってはずさない豪華なアルバムを製作、これが見事にはまりSupernaturalはグラミー賞を獲得します。 Santana — Smooth ft. Rob Thomas Official Video 若手シンガーソングライター、ロブ・トーマス氏を迎えた情熱的なラテンナンバー。 ビルボードでは12週にわたって1位を維持しました。 若く才能あるミュージシャンとのコラボレーションは録音や撮影ばかりでなく、ライブ活動にも積極的です。 Ultimate Santana 2007年リリース サンタナ氏は23枚ものベストアルバムをリリースしていて、本作はその22作目。 こちらはデビューアルバムからの名演に加え、「スムース(w. ロブ・トーマス)」や「ゲーム・オブ・ラブ(w. ミッシェル・ブランチ)」といったコラボレーション作品も多数収録されています。 ジャズ/フュージョン界で頑張った70年代、コラボレーションで新しい未来をつかんだ「Supernatural」以降を中心とする選曲なので、サンタナの軌跡がだいたいわかり、歌モノもありで、聞きやすい作品です。

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