ブルグミュラー 8。 ノルベルト・ブルグミュラー

ブルグミュラー18の練習曲は25に比べて使用されていないのは何故でしょ...

ブルグミュラー 8

「ブルクミュラー 25の練習曲」と呼ばれ長らく親しまれているこのエチュードは、19世紀の半ばにフランスで誕生した。 曲集のタイトルをフランス語の原題どおりに訳すと、『ピアノのためのやさしく段階的な25の練習曲——小さな手を広げるための明解な構成と運指 作品100』である。 作曲者のフリードリヒ・ヨハン・フランツ・ブルクミュラー(1806〜74)はドイツのレーゲンスブルクに生まれ、デュッセルドルフで育ち、26歳でフランスに渡ってパリで活躍した。 当時のパリといえば、産業や鉄道インフラ整備が進み、芸術活動においても華々しい熱気を帯びた国際都市である。 外国人のブルクミュラーは、同地の音楽文化の勢いに乗るようにしてピアノ教師、サロン音楽の作曲家、そしてバレエ音楽作曲家として名を馳せた。 「25の練習曲」作品100のエチュードを出版したのは1851年。 作曲家としてはバレエ音楽の成功などですでに一定の評価を獲得し、ピアノ教師としてはベテランの域に到達していた45歳の頃である。 彼の遺産や自筆譜などの大半は現存していないため、どのような経緯や目的でこのエチュードが作られたのかは定かではない。 しかし、性格小品集や練習曲集があまた生まれた19世紀のピアノ文化最盛期にあって、ブルクミュラーは初心者たちのために、当時流行の音楽様式のエッセンスを伝え、同時に基本的なピアノの演奏技術の向上をはかることのできる良質なエチュードを作ろうとしたに違いない。 「アラベスク」(シューマンに続く)や「バラード」(ショパンやリストに続く)など、最新のロマン派ピアノ曲らしい標題を取り入れ、「スティリエンヌ」「タランテラ」「舟歌」といった舞曲や性格小品の様式に、「小さな手」のピアノ学習者たちでも親しめるように、さまざまな工夫を凝らした。 片手が1オクターブを超えた音域を押さえる曲はない。 調号は4つまで(As durの「舟歌」が最多)。 初版はどの曲も2ページ以内に収められている。 ピアノ教師としての長年の経験から、当時の慣習や楽器の特性に見合ったフレージングや運指が施されている。 初版はパリのブノワ・エネ社から1851年に発売され、翌1852年にドイツの都市マインツにあるショット社からも出版された。 現在ではインターネット上の電子図書館でこれらの初版譜が容易に確認できる。 なお、作品100は3巻組みを想定して書かれたエチュードのうちの第1巻にあたる。 第2巻は「18の練習曲 作品109」(1858)、第3巻は「12の練習曲 作品105 」(1854)である。 第2巻の「18の練習曲」は同時代のフランスの作曲家ステファン・ヘラーに、第3巻の「12の練習曲」は当時のパリ音楽院の院長であるD. オーベールに捧げられている。 ちなみに、ブルクミュラーはすでに1838年の段階で、3巻本からなる導入期用の教則本をヨーロッパ各地で出版している。 このテキストは完全に初歩段階から学べるようになっており、「25の練習曲」は、レベル的にはその続きにあたることにも言及しておきたい。

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2020要項公開!

ブルグミュラー 8

ブルグミュラーとハノンを併用するのは効率悪いでしょうか? 当方、大人からピアノを始めて、レッスンではバイエル 70番からスタートし、ピアノの練習ABCを終了しました。 先生と話して次はブルグミュラー25に入るところです。 この段階からハノンをレッスンでもお願いしようかと思ったのですが、あまり一般的な方法ではなさそうなので、先生に聞くまえにこちらでご意見を伺いたく。 ハノンをやりたければ、ブルグを先に終わらせ、ソナチネなど次の教本との併用の方が良いのでしょうか? ハノンの位置付けを理解しておりません。 尚、ピアノの上達に効率を求めてはいけないというご意見があることも承知しておりますので、この類の回答をお控え下さい。 宜しくお願い致します。 いやいや、ピアノの練習や上達は効率を求めてください。 いまどき長寿社会で人生の残り時間はみなさん長いのですが、目は確実に衰えて楽譜が読みにくくなっていくので、なるべく早く上達していくことに越したことはございません。 ハノンはまだ少し大変だと思うので、いまはブルグ25に集中することをおすすめします。 半年~1年で終わらせることを目標にしてください。 早く終わらせるコツは、レッスンで見てもらう曲より1~2曲くらい先走って練習して、レッスンで見てもらうときにはもう止まらずに弾ける程度まで弾き込んでおくことです。 ブルグが終わるとそこそこいっぱしに弾けるようになってくるので、ハノンやツェルニー、ミクロコスモスなどのエチュード的な曲集をやっていくとよいと思います。 前回は、ちょっと皮肉った回答で失礼しました(今回は匿名投稿なので、間違っているかもしれませんが)。 最近あまりにもふざけた質問者が多いと感じているもので、申し訳ないことでした。 今回は、真面目に回答させていただきます。 ハノンは、「教則本として、1冊に弾き通すべき」という発想ではなく、「その時々に役立たせるべき、参考書」的な位置づけで良いと思います。 情緒的な側面は皆無で、鍵盤上でのスキルを上げていくためのトレーニングが主目的だからです。 初期であれば、いわば毎日のウォーミングアップ的な位置づけで良い、と言った感じです。 加えて、初期には弾きにくく感じるかもしれませんが、後々にとって有益なのは、半音上げて(黒鍵だらけ)で弾いてみることです。 あとは、その時々に弾いている曲と同じ調性(並びに、同主調、平行調)を練習してみる、といった感じです。 本の通りだと、「まだまだ」待たなければいけませんが、実際には早くから習熟するほうが有益(基本中の基本なので)ですし、片手ずつの2オクターヴの往復でも良いので、「音階固有音」を理解することは、楽曲における転調を感じ取ることに役立ちます。 脱線しますが、スケールとアルペッジォについては、個人的には、シから始まるロ長調をお勧めします。 黒鍵の多さが難易度の指標という誤解が多いですが、異なる長さの指で、白だけ(黒鍵を使わないハ長調、ハノンの最初の方がそうです)のほうが、実は遥かに弾きにくいのですよ。 それ以外の指使いは存在しないので、いわば強制的に指使いが決められているものです。 初心者であっても、片手ずつ、次の要領で弾けます。 の繰り返し。 の繰り返し。 つまり、長い指で黒鍵を、短い指で白鍵を弾くことにしかならないので、手の形に即した最も快適な指使いで、鍵盤上で迷うことも少なくなります。 また、戻ってきたい場合は、最後にシを続きの指(右は5、左は4)で弾いてから、それまでと同じ指の配置で逆行するだけです。 生徒にも、スケールの導入には、必ずこのロ長調から与えています。 黒鍵交じりで弾けることは、耳慣れていない響きを弾く喜びに加え、黒鍵沢山でも弾けるという自信も得られるようです。 脱線が長くなりましたが、ハノンは、どの教本とも「合う・合わない」はありません。 「曲集」ではないからです。 補助(前述の通り、参考書的)教材として「適宜」使うべき...... という距離感?で良いと思います。 以上、長々と一見解ですが、ご参考までに。

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ブルグミュラー 18の練習曲

ブルグミュラー 8

ブルグミュラー25の練習曲集は、大変よく使われる教材ですね。 曲の長さや難易度が手頃で、華やかさもありますので、喜んで弾いているお子様も多く見られます。 この教材を、どのようにレッスンで扱うのかは、指導する先生によって大きく異なります。 抜粋した曲を弾かせている先生もいますが、個人的には、それぞれの曲で学ぶものが異なるため、 基本的に全ての曲を弾くのが良いと思っています。 ただし、オーディションやコンクール、グレードなどで、弾かなければならない課題曲がいろいろある場合などは、 一部カットしないと、いつまでもブルグミュラーを弾いている感じになってしまうので抜粋しています。 例えば、1番「素直な心」と3番「牧歌」は、共に右手のレガートを美しく歌わせる練習です。 しかし、拍子が異なるため、8分の6拍子の独特の流れも合わせて練習するなら、3番を選ぶなどです。 ただ、基本的に、生徒さんによって、楽に弾けているテクニックの曲は省き、強化すべきテクニックの曲を選ぶことになりますので、 一概にカットする曲を選ぶのは難しいと思います。 なお、最後の25番「貴婦人の乗馬」は、いろいろなテクニックの集大成なので、カットせずに弾かせるべきと思います。 曲の練習順も、様々な考え方がありますが、個人的には、25番「貴婦人の乗馬」を最後にして、その他は、楽譜順に進めますが、14番「スティリアの女」、20番「タランテラ」、24番「つばめ」が難しい曲だと思うので、最後の方にしています。 参考になれば、幸いです。 このページの内容に関連するページ:.

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